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🇦🇺 オーストラリアでは「猫の外出」が法律で禁止されるって本当?

  • kates0717
  • 7月4日
  • 読了時間: 3分

更新日:7月10日



愛猫と自然環境を守るために、今、知っておきたい世界のルール

日本では、猫がのんびりお散歩したり、日向ぼっこしながら自由気ままに過ごす光景はどこか癒しの象徴ですよね。でも、世界に目を向けるとその「当たり前」が通じない国もあります。

例えば、オーストラリアでは猫の外出に法律で厳しい制限がある地域があるってご存じでしたか?

実際に外出禁止令が出され、違反すると飼い主が罰金を科されることもあるんです。今回はそんな「猫と自然環境」の関係にフォーカスしてみましょう。


🐾 なぜ猫の外出がダメなの?

野生動物を守るための苦渋の選択

オーストラリアは固有の野生動物が非常に多い国として知られています。コアラやカンガルーはもちろん、小型の有袋類や地上性の鳥など、オーストラリアにしかいない生き物が数多く生息しています。

しかし、そこに人間とともにやってきた“外飼いの猫”が、本能で小動物や鳥を狩ることによって深刻な生態系の崩壊を招いているのです。

実際、オーストラリア政府の調査では、1年間で野生の猫たちが 20億匹以上の鳥や小動物を捕食していると報告されています。


📜 どんな法律があるの?

地域によって内容は異なりますが、代表的なものを紹介します。


✅ 完全屋内飼育の義務

ビクトリア州や南オーストラリア州では、猫は24時間屋内飼育が原則。庭やベランダでの遊びも、囲いなどで逃げられないようにする工夫が必要です。


✅ 夜間外出の禁止

一部の地域では、夕方から朝までの外出禁止。この時間帯に狩猟行動が活発になる猫の特性に対応したルールです。


✅ マイクロチップの登録・外出許可制度

自治体によっては、猫を登録し、外出には許可証が必要なケースも。違反すると、数万円規模の罰金が科されることもあります。



🐱 実際の飼い主さんの声は?

オーストラリアの猫飼いさんたちは最初こそ戸惑いもあったようですが、今では「猫の命を守れる」「ご近所とのトラブルが減る」とポジティブな意見が増えてきています。

室内でも飽きないように、・キャットタワー・窓辺のベッド・おもちゃの工夫など、豊かな室内環境づくりに力を入れる飼い主さんが多くなっているそうです✨


🏠 外に出られなくても、猫は幸せ?

答えはYES。猫はもともと縄張り意識が強く、広さよりも安心できる空間を求める生き物です。

大切なのは、「自由にさせること」ではなく、安全に・安心して・ストレスなく過ごせる環境を用意してあげること

外に出なくても、飼い主と一緒に過ごす時間や、おうちの中での遊びが充実していれば、猫は十分に幸せなんです🐾


🌏 世界は今、“猫の未来”を真剣に考えはじめている

オーストラリアの例は決して特殊な話ではありません。ニュージーランド、アメリカの一部都市、ドイツなどでも、「猫と野生動物の共存」をテーマにした取り組みが始まっています。

もしかしたら、近い将来、日本でも「猫の完全室内飼育」がスタンダードになる日が来るかもしれませんね。


✨まとめ

  • オーストラリアでは、猫の外出が法律で制限される地域がある

  • 目的は、野生動物の保護と猫自身の安全のため

  • 完全室内飼育でも猫は幸せに暮らせる

  • 世界では“共生”のあり方が見直されつつある

 
 
 

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